オフィスを作る時に必要不可欠な電気工事や配線ですが、一体どれぐらいの料金がかかるのかご存知ですか?
電気工事と言ってもどのようなことから始めればいいのか、配線の仕方など詳しく解説していきます。
これらを依頼する業者の選び方や相場などについてもお話していきましょう。
見積もりの段階でポイントになりますので是非チェックしてみてください。
目次
1.電気工事の種類
電気工事とはオフィスや家庭で電気を使えるようにすることを言います。建設業の中でも送電線や配電盤、電灯や電力機器の工事を専門に行うことを言い、業者によって得意な分野が異なっているのが特徴です。
その為、自分のオフィスに必要に合わせて業者を選ぶことが大切です。電気工事をしてもらう際には、電気工事士の資格を保有している人に依頼してください。
まず、電気工事と一言で言っても様々な種類がありますので、自分のオフィスに必要なものはどれかを検討してみましょう。必要不可欠な照明の取り付けや交換工事を行うのも電気工事の一つです。最近では省エネの観点からLED照明に交換することも可能です。
また、電源コンセントを新設したり、移設や増設も対応してくれます。それからアンペアの増設工事やブレーカーや分電盤の交換工事、専用回路増設工事にも対応。オフィスでパソコンを使用する場合にはLAN配線や設置も請け負ってくれるのです。
オフィスにテレビを置く場合はアンテナの設置やすでに取り付けてあるアンテナを撤去することも可能ですし、テレビの設置からコンセントの増設まで対応してくれます。エアコンや厨房換気扇やレンジフードのダクト工事、防犯カメラやセキュリティ設置工事も請け負ってくれますし、注目されている太陽光発電やオール電化に対しても相談に乗ってくれるでしょう。
電気工事と言ってもこれだけの幅があります。少しでも初期費用を抑えたいからと自分で対応しようとする人もいますが、素人が配線などを触ってしまうとトラブルの原因になりやすいだけではなく、感電の原因にもなってしまいますのでおすすめすることはできません。プロに依頼することで手間や時間を有効活用することができますし、安全面に対しても安心できます。
2.電気工事の料金
電気工事を業者に依頼する際、どれぐらいの料金が相場なのかを知っておくことが大切です。見積もりの段階で精査することができますのでチェックしておきましょう。オフィスに必要かどうかを事前に調べておくことで無駄なく依頼することができます。
まず、照明器具を取り付ける工事ですが、相場は5,000円からとなっていますし、スイッチを取り換える工事も5,000円程度です。照明を増設する場合はそれよりも高く8,000円からになっています。配線器具の交換工事は5,000円でLED照明に変更する場合は15,000円からになっているようです。照明に関してはこれぐらいが相場ですので見積もりの際にチェックしてみましょう。
それから、コンセントやスイッチを増設する場合は取り換え工事が3,000円からできますし、増設する場合は5,000円程度になります。屋外用に増設する場合は少々料金が上がり、12,000円から。また、アンペアの増設やブレーカー交換工事に関しては5,000円からが相場となっているようです。新しくブレーカーを設置する場合には、20,000円から。
その他にも分電盤交換は25,000円からになりますし、電圧切替は3,000円から。パソコンの配線やLAN工事に関しては12,000円からとなっています。LANコンセント増設の場合は5,000円から対応してくれますし、通信用配線を用意する場合には15,000円程度はかかると理解しておきましょう。
太陽光発電やオール電化に関しては、メーカーや用量によって料金が異なっていますので、直接問い合わせてみてください。防犯カメラやセキュリティに関しても設置するものや内容によって料金が異なりますので、事前にどのような物があるのかを調べておくことをおすすめします。
オフィスを作る段階でどの電気工事が必要なのか、または撤去しなくてはいけないものがないかなど調べておくことが大切です。業者に見積もりをお願いする際には、相場を元に安いのか高いのかを吟味して契約することが大切です。また、安全面を考えて信用できる業者を選ぶこともポイントです。
3.まとめ
オフィスにとって必要不可欠な電気工事や配線は、信頼できる業者に依頼することが大切です。
料金相場を知っておくことで見積もりの段階で精査することができます。オフィスに必要なものはどれなのかを事前にチェックしておくと無駄がありません。素人が自分で行うとトラブルになりやすいので、信頼できる業者に依頼することをおすすめします。